結婚相談所ってぶっちゃけ！？どうなんですか？

結婚相談所を検討している方には参考になると思います。

ネットの情報や噂だけでは検討出来ないですよね？

日本の少子化問題もあり年々、相談所を開業される会社様も多くあり

現在全国で4000社以上、関西エリアだけでも500社以上とも言われます。

まず・・・そもそも結婚相談所ってどんな所なのかからスタートです！

 

①そもそもどんな所？

 

昔は（戦後ぐらいの時代）お見合い結婚といえば、世間的に結婚をしていないお子様がいると

 

親御さんは色々な所に出向き、ご自身のお子様達のアピールをしお知り合い等へ直接紹介を

 

していました。その際、親御さんが仲介（仲人）になり双方の親御さんとお子様を引き合わせ

 

そのお見合いで前にすすむ感じなら結婚前提に交際をされ、ほぼ恋愛期間なく結婚という時代

 

この【お見合い】という言葉からの連想は【お見合い＝即結婚】という感じをお持ちかもしれません。

 

しかし現代は恋愛結婚を主流です。結婚相談所＝お見合い＝即結婚と思っているかもしれませんが

 

違います。相談所は結婚を考えている男女が登録する場所ですが、引き合わせ（システム等で）を

 

しますが、その後の流れは恋愛結婚です。勿論一般の恋愛よりは結婚は早いと思います。

 

なぜなら、結婚する気がない方は入会されないからです。

 

一般での出会いでは、余程昔から知っている方や同じ職場出ない限り、結婚願望があるかどうかも

 

不明です。いいなと思っていてもお相手が結婚を考えていなければ・・・時間の無駄です。

 

後、うまく恋愛に発展しても現実問題結婚前には、双方確認しないといけないエリアも出てきます。

 

・経済について（男性の収入や安定度、借金等はないかどうか）結婚後のライフスタイル等

 

・家族構成（国籍、宗教、家族事情、持病の問題）

 

最低でもこれを聞き出していないと後々問題になります。

 

こういう結婚意識と最低限の条件を事前に確認出来るのが相談所を利用する価値があるでしょう。

 

②相談所の仕組みは？

 

どのような仕組みになっているかというと、賃貸などの不動産システムに似ている所があります。

 

良くスーモさんで物件を見て、その後に賃貸住宅サービスさんでも同じ物件を見た事があると思います。

 

不動産は各店舗が専属で所有されている物件もありますが、お客様にご案内しようと思うと

 

物件数がキーになります。なので各マンションのオーナー様や会社様が募集案件がある場合、不動産屋さんが

 

紹介しやすいように物件を共有出来るシステムがあります。

 

その協会に加盟していれば、その協会に登録している物件ならどこの不動産でも閲覧出来る仕組みです。

 

相談所も同じく協会に加盟していれば、自分の相談所会員様以外の他社相談所会員様もシステムを使えば

 

閲覧出来ます。

 

この協会の大きさで閲覧数が決まります。日本で最大大手の協会は「IBJ」という協会。加盟数約全国に

 

4000社以上で検索出来る会員様は7万人を超えるビックデータです。

 

しかし１つの協会ではなく他の協会でも4万人クラス2万人クラスの協会もあります。

 

相談所を検討する際に、協会はどこでどれぐらいの検索数が可能なのかをcheckしましょう！

 

【check項目】

・検討している相談所はどこの協会に加盟しているか？

・検索数はどれぐらいか？（自分が希望している年齢層もcheck！）

・検索数が多くでも自分の狙っている地域の検索数も！check！

 

③入会時に必要な物（確認しときたい事）

 

沢山相談所がある中で各社ルールがバラバラだと会社間でもトラブルが発生します。

 

このトラブルを防止する為にも協会のルールがあります。

 

なのでルールや規定はしっかり聞いておく必要があります。

 

【check項目】～入会時～

 

・返金制度はあるか？

「ほぼ各社途中で解約した場合返金があります。ただどの部分が返金対象になるかを確認しましょう！」

・クーリングオフはあるか？

「これはルールというより法律問題なので明記されているはず・・」

・入会後にかかってくる金額は？

「月会費（相場10,000~18,000円程度）お見合い料金（相場5,000~10,000円）成婚料（相場100,000~250,000円）」

入会金はお安い所だと50,000円、お高い所は1,000,000円という会社もあるようです。相場は150,000~300,000円

 

【check項目】～必要書類～

 

・独身証明書（戸籍のある役所で発行）

・住民票

・在職証明書（健康保険証）

・収入証明（源泉徴収票）男性のみが多い

・最終学歴証明

・身分証明（運転免許証等）

 

【check項目】～サポートやサービス～

 

・担当者の役目

「どれぐらいの頻度で相談にのれるか」大手になると会員数が多いので2～3ヶ月に1回が多いかも

・紹介システム

「基本な自分で検索ですが、その他の紹介などはあるかどうか」

・パーティー等のシステム以外の出会いの提供があるかどうか

 

このcheck項目で入会金にかなりの差がある理由として

安くなればなるほど、サポートが充実していない会社が多いです。かといって100万する会社が良いかというと

そうでもないです。協会システムは一緒です。入会後の手厚い会社は相場ぐらいの金額になると思います。

 

④入会後の活動の流れ

 

入会手続きが完了したら

【プロフィール作成】

プロフィールを適当に作成してしまうと、自分を選んでもらえなくなります。担当者といかに打ち合わせをするかですが

（POINT）

1.写真→ほとんどの方がスタジオ撮影をされます。ただしここで修正をし過ぎるとギャップが生じるのでほどほどに・・・

協会にもよりますが2枚程、載せれるので1枚目スタジオ写真・2枚目プライベート写真が良いでしょう。

2.自己PRや相手に対しての希望→長すぎる文章は求めすぎている印象を与えてしまいます。ほどほどに・・・

3.お相手に対しての希望条件→年齢を例えば自分（35歳女性）で、お相手希望年齢（35～38歳）とあまりに幅を狭めると男性が勝手に

諦める可能性もあります。少し幅をもった年齢幅にしましょう。

【さ～～活動開始】

全ての準備が完了すれば活動開始です。

1.探す→まず自分が会ってみたい異性を検索し、会ってみたい方がいれば（お申し込み）をします。

それをお相手様がOKを出せば「お見合い成立」その逆の場合は自分がOKを出せば「お見合い成立」となります。

2.お見合い日程調整→お見合いが成立すれば、日程調整を仲人が中間に入り調整していきます。双方の希望を確認しながら確定します。

3.お見合い当日→待ち合わせ場所に少し前に到着し、当人同士もしくはどちらかの仲人様から立ち紹介をされてスタート

4.お見合い→約60分程度の会話をします。「お支払いは基本男性」

5.お見合い結果→当日もしくは翌日に担当に結果を報告します。もう少し会ってみたいなら◯、お断りなら✕

6.交際成立→双方が◯な場合、交際成立になり個人情報の交換になります。交際となりますが仮なので気軽な感じです。

7.交際中→ここからは自由にお二人でデートを楽しみながら人柄をcheckしく期間です。途中進展がなさそうなら交際終了も出来ます。

8.真剣交際→双方が前に進みたい（結婚を前提としたお付き合い）なら、真剣交際になります。（通常でいう恋愛関係）

9.プロポーズ（成婚）→おめでとうございます！

 

この流れで相談所は統一されています。会社によって月の申し込み枠制限・交際中の人数制限等はある所もあります。

 

⑤実際会えるのか？

 

検索数は何万人もいますが、自分が狙っている層が何処なのか？

例えば大手協会（IBJ）を参考にさせていただくと

現在（IBJ登録数75,879名　男性35,854名　女性40,025名）

例）自分が女性32歳→希望年齢30代の場合

30代登録数12,813名となります。ここから地域や職業・年収等をピックアップして

検索していくので数千名まで絞られてくると思います。

会社によって月のお申し込み数制限があると思いますが

どのぐらいお申し込みしてOKが出るのか？

平均10名申込みして1～2名です。

少ない！！！

と感じたかもしれませんが、自分も選んでいるように相手も選んでいます。

特にいいなと思う異性はもちろん人気があります。

例えば外見よし・年収800万・身長175㌢・上場企業勤務・年齢35歳の男性

人気があって当たり前です。なのに・・・お断りされると凹む人が多いです。

ここで残念ながら自分を棚に上げてしまうのです。

申込みを断られた時、別に振られたわけでもなく（お話もしていないので）

タイミングの問題なのに・・・

男性の方にも言いたいのが、自分が45歳で25歳の女性やキレイな方ばかり

お申し込みされる方もいます・・・

嫌らしい言い方ですが45歳で20代の方からOKをもらうとしたら

20代女子からすると、相当な「おっさん」です。それでもOK出すとするなら

見た目が若く、清潔感溢れ、年収も800～1000万ほどあるなら考えてくれるかも

しれません。

このように検索は自由に出来ます。しっかり意識して欲しいのは理想の見た目ばかりで

判断しない事です。

結婚相手の決めては絶対に中身です。

まずはお話をしてみないとわかりません。

少し理想の妥協ではなく修正をするべきです。

例）女性（30歳）

【理想】年齢層30～38歳【修正】29～42歳※もし42歳で理想なら？

【理想】年収500万以上【修正】共働きも検討範囲なら年収400万以上に

【理想】身長170㌢以上【修正】日本男子平均身長168㌢です。※身長と幸せはイコールになりません

【理想】大学卒【修正】大卒だからといって年収が高いわけでも会話が流暢なわけでもないです。

【理想】地域自分が大阪市在住なので大阪希望【修正】兵庫・奈良・京都でも大阪エリアに近い場合は？もしくは結婚後大阪に在住する可能性は？

少し修正で検索数は増えるものです。

例）男性（40歳）

【理想】年齢層20代～

【修正】若い方が良いと思っている理由を書き出してください。単純に若くて可愛い人が家にいればだけなら、それは自分のエゴです。お相手の方の気持ちを

イメージしてください。あなたが65歳の時、奥様はまだ40代です・・・自分が他界された後、たった一人です。子供が欲しいという理由なら、

まず子供は授かりものです。妊活でも良く聞きますが、最近は男性にも原因が多いです。結婚はそもそも子供作りではなくパートナーと一緒に居たいからでは？

男性の場合はとかく年齢を若い方若い方に行きがちですが・・・・もっとパートナーという意味を理解して欲しいです。

 

⑥本当に結婚出来るのか？

 

【相談所の成婚率について】

全員は結婚出来ません・・・

え！結婚相談所なのに？？

はい・・・

原因は色々ございますが、仕方ない理由として

活動中に、親御さんの不幸事があったり転勤転職、ご自身がご病気などがあった場合は残念ですが退会されたりします。

それ以外として会員様以外の出会いで彼氏彼女が出来（これは良い事）退会される方もいます。

一番勿体なのは、諦めて退会される方です。

良く各社結婚相談所ホームページ等をみていると「成婚率◯％！！」と明記されています。

この成婚率の計算方法は

A「成婚による退会者」÷「総会員数」
B「一定期間の成婚による退会者数」÷「一定期間の退会者数」
C「成婚による退会者数」÷「成婚以外を含む全退会者数」

会社により計算方法が様々です。

例）
■総会員数：100名（うち10名は2015年～2016年に入会）
■成婚退会者：10名（うち5名は2015年～2016年に退会）
■成婚以外での途中退会者：20名

A「成婚退会者：10名」÷「総会員：100名」＝「成婚率：10％」
B「一定期間の成婚による退会者：5名」÷「一定期間の退会者：10名」＝「成婚率：50％（2015年～2016年実績）」
C「成婚退会者：10名」÷「成婚以外を含む全退会者数：30名」＝「成婚率：33％」

上記のように、成婚率が3～5倍もの差が生まれるのです。

私的に考えるに純粋に１年以内に結婚出来る確率など具体的な方が参考になるのではと思います。

例えば2020年～2021年の１年間で入会された会員様が20名として成婚退会者が3名、成婚退会以外の退会者3名

20-（成婚以外退会者3名）＝17名
3÷17＝17％

会社によって考え方は違いますが、この成婚率より

大切なのは・・・

【担当者との連携】

良く居酒屋さんでも評価が高くても、実際行った時の接客対応などで、二度と行きたくない！と思った事はあると思います。

美容室でもありますよね？

相談所は前項に書いたように、システムや活動の流れは一緒です。

入会時に担当してくれた方が、そのまま継続で担当になってくれる場合は良いのですが大手になると

入会時と違う担当が付く場合が多いです。

この「お世話をしてくれる人・もしくはサポート係」との連携が重要になります。

入会してからの流れの中で、会員様が何処で悩むかは人それぞれです。

検索時に悩む方、お見合い時に悩む方、デート時に悩む方、恋愛中に悩む方等

寄り添ってくれる担当はいれば良いのですが・・・

契約時にカウンセリングの回数が決まっている会社がほとんどです。

月1回もしくは2ヶ月に1回など・・・・

大手になればなるほど、このパターンです。会員数的にしかたないのですが・・・

入会時にしっかり確認をして入りましょう！

 

⑦まとめ

 

①～⑥までの項目を参考にして検討してみてください！

私からのアドバイス

・入会時の契約内容をしっかり確認し担当者の人柄をcheck

・一人で悩まず担当者に相談する

・嫌なら退会すればいい

・凹まない